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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:バイオマス

(読み方:ばいおます)

[説明と解説]

バイオマスとは(ばいおます)、生物由来のエネルギーです。国のバイオマス・ニッポン総合戦略では「家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源のこと」と定義されています。
バイオBIO(生物資源)とマスMASS(量)、一般には石油などの化石燃料を除いた、太陽エネルギーにより、育成された動植物から生成可能なエネルギーです。特に植物は成長期にCO2(カーボン)を吸収する光合成を行い、エネルギーとして消費(燃焼)される際に出すCO2(カーボン)とで、プラスマイナスCO2がゼロ(0)になる(カーボン・ニュートラル)である為、エコであると一般には言われています。
(カーボンニュートラルは別項あり)
バイオマスは循環型社会を成立させるためにも、重要な要素として考えられ、国(農林水産省)では@輸送燃料のバイオマスエネルギー導入 A未利用バイオマス(林地残材、農作物非食用部)の活用 Bバイオマスタウンの取り組み が検討/導入されています。
バイオエタノールもバイオマスエネルギーの1例です。

作成/修正日:2008年7月

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